部活生に夏休みなんてない?【学生最後の夏休みに部活漬けの人生について考える】

こんなことを思う

今日は朝から部活。時間は違えどほぼ毎日部活があることが私の日常です。今考えると人生の半分以上が部活動に取り組んでいることに気づいてしまいました。

私は現在大学四年生、学生最後の夏休みです。夏休みと言っても体育会の部活動に所属しているため、夏休みでも相変わらず忙しさを感じる毎日を送っています。

講義のない夏休みは基本的には体育館にいるか、トレーニングルームにいるか、体育寮に生息しています。これが華の女子大生に生活なのか…

今日は小さいころからスポーツを始め現在まで部活生として過ごしてきた人生を少し振り返ってみようと思い書き始めました。

私は小学一年生からスポーツクラブに所属していて、中学校から大学四年生になる現在までずっと体育会の運動部に所属しています。

今振り返ると夏休みを心から楽しみにしていたのは何歳ごろまでだったんだろう?

基本的に夏休みは部活の追い込み期間であることがほとんど…練習時間も強度も二倍三倍、特に高校大学はいわゆる強豪部活に所属したことでそれは顕著です。(そういえば中学の夏は練習前に毎日シャトルランをしていた…タフすぎる笑)

夏休み間もなくの教室で浮足立つ生徒たちを横目に、部活の仲間たちと「夏休みなんていらない…」とぼやいていたことを思い出します。

一生「夏休み」を経験することができない?!

最近気づいてしまったことがあるのです。

それは、おばあちゃんになるまでほぼ一生夏休みを経験できない可能性があるということに…

夏休みとは暑さを避けるためや、帰省健康管理などの目的で学校や職場などに設けられた夏季の休暇。暑中休暇。

日本国語大辞典では夏休みはこのように書かれていました。(初めてちゃんと調べました笑)夏休みで授業がない期間は中高生は約一か月弱、大学生は二か月近くあります。しかし休暇とは言いつつも私含め部活に所属する人のほとんどは、ほぼ毎日学校へ行き汗だくで練習しているのが事実…旅行なんてもってのほか、諦めていますね…なんてことは言いつつも大学生になってからは合宿や大会などで県外に行くことが増え、最近はできる限りその時間さえも満喫しようと遠征先で名産品を食べたり移動中の軽食をパン屋さんなど少し贅沢にする等最大限に楽しんでいます笑

私は現時点で本気のスポーツは今年を最後に引退し、大学卒業後は会社員として働く予定です。一応私が入社予定の会社は夏季休暇がありますがそれでも一週間程度でしょう。

そう考えると現在大学四年生の8月を終えようとしている私…今後世間の大半の人が言う「夏休み」を過ごすことはないのか少し寂しい気持ちもあります。

これは部活をやってきた方、もしくは勉強を頑張ってきた方、他にもさまざまな理由でアルバイトや家のことなどを本格的にやらなくてはいけない状態にある方などなど、同じようなことを考えたことがあるのではないでしょうか。

正直、夏休み暇だなぁとつぶやく人、部活後疲れ切っている帰り道にすれ違う酔っぱらって騒ぐ男女グループ、海外旅行や留学に行く大学生のストーリーなど、しょうがないとわかっていても生きている世界が違いすぎて思うことはあります…😢

たまのオフの日に遊びに出かけても完全に部活のことを忘れることは私にとって不可能で、次の日の部活動を考えて早めに切り上げたりお酒や食事を控えたり、部活が休みでも明日の部活のことについて考えていることがもう当たり前なのです…

それでも自分の選択した人生を愛する

時々考えることがあります。

高校で厳しい部活に入らなかったら…大学で部活に入らなかったら…

自分はどんな人生を歩んできたのだろうと考えます。

そしてもう一度人生があったのならJKをしてみたい、留学してみたい、たくさんバイトをして10代のうちからたくさんの国に旅行に行きたい、そんなことを妄想する日があります。時々自分とは違う選択をして部活とは離れた大学生活を送る友達をうらやましく思うことも少なくありません。

でもなんやかんや今は自分の人生(過去の選択)には後悔していないと思います。というよりも自分の過去の選択が正しかったといえるように生きることを心掛けているというのが正しい表現かもしれません。

例えば高校時代きつくて途中で部活をやめてしまっていたら、もしくは厳しい部活を選択していなかったら…

・大学生になっても会いたいと思える、もしくは自分が辛いときに相談できる仲間に出会うことができなかったかもしれない

・大学で、将来プロ・実業団の選手として続ける上手なプレイヤーたちと戦う機会や経験はなかったはず

・大学生になって、「もっとうまくなりたい、成長したい」と毎日本気で取り組むようなものは見つかっていなかったかもしれない

なんてことを考えると、これはこれでユニークな人生だと肯定して、また前へ進めるような気がするのです。

そして今の同期と出かけたり、一緒にコートに立って戦ってる瞬間は試合に出るという緊張の中に、何事にも代えがたい興奮と幸福感をよく感じるようになりました。(大学では試合に出れない期間が長かったこともあり、現在はよりその幸せを実感して1日1日を噛みしめています。)

人生とは

人生は過去の選択の積み重ねでできています。過去の選択をどんなに悔やんでも現状は変わらない、だからこそ自分の人生を受け入れて、過去の選択を受け入れて、いまどうやったらもっと楽しくなるのかを考えて行動するのみではないかと常日頃から考えています。

そして見方を変えてみるというのも、より人生を豊かに生きる一つの術だと思います。例えば今あるもの、環境に目を向けて当たり前だと思わずに声に出して感謝をしてみる、そんな習慣も自分の人生の見方を変える強力な方法の一つだと私は考えています。

例えばある日の朝、私は起きた瞬間、「目が見える、体は健康そのもの、今日も生きらてれる、なんて幸せなんだろう」と笑顔でつぶやいたことがあります。もし友達が起きた瞬間にこれを言ってたらちょっと怖いかもしれませんね笑 しかしこれは事実です。私は最近は特に、毎朝全身で今日も目を覚ましたという幸せを噛みしめています。

感謝の力おそるべし…

話は戻って、人生うまくいくときうまくいかないときもあります。周りの人がうらやましく思えたり、こんなはずじゃなかったと落ち込んでしまう日もあるかもしれません。

そんな時こそ今あるものに感謝をしてみる、そして今この瞬間からより楽しく幸せに生きるための選択をすること、それが私が今自分の人生を楽しめている理由の一つなのではないかなと考えています。

最近は心の底から思うのです。

「人生は今この瞬間から変えることができる」

なぜなら人生は選択の連続だから…

最後に中学生の英語の授業で自分が座右の銘として選んだ好きな言葉を思い出したので、ここに残していこと思います。

My life didn’t please me, so I created my life.

Coco Chanel

私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの。

ココ・シャネル

ふと思い出した言葉、調べたらココシャネルさんの言葉でした。

この言葉を知ってから10年、長い期間経っても色あせない言葉に出会えたこと、中学の英語の先生(そして部活の顧問の先生笑)には感謝しょう。

そしてこれからより楽しくて幸せで面白い私だけの人生を創造していこう。

今日もお疲れ様でした。。。

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