仕事の振り方にモヤモヤ
出来事
数日前、教育担当ではない先輩の現場に同行した。
その際、同じ業務でも人によって進め方やお客様への対応が異なることを知り、とても勉強になったと思う。
次の週の月曜日、その現場に関する後処理業務の一部を私にも任されることに。
その日は午前中が在宅勤務で資格勉強の予定だったが、朝メールで急遽新たに仕事を任されることになり、社内で指示されている資格の勉強時間を後回しにして、先輩から頼まれた仕事を過去の資料を調べながら急いで対応。
分からない点はメールで何度か確認をしつつ、なんとか作業を終えることができた。
午後からは事務所勤務に切り替わり、残りの業務に取り掛かろうとしたところ、事務所到着し作業をはじめてまもなく、その先輩から
「あれ終わった?」「あれはやってる?」と立て続けに確認や追加の指示が入り、何をどこから取り組めばよいか分からず混乱した。
さらに、「終わらなそうだったら回して」とも言われたが、任された業務がどの程度の分量なのか、どこまで自分が対応すればいいのか、優先順位や納期が明確に伝えられていなかったため、自分で判断がつかず正直困惑した。
追加で「これ郵送しておいて」など新たな指示も入りましたが、やろうとしたら「他の方法でもいいんじゃない?」と他の事務所の人から言われ、本来頼まれたことだから自分で判断することもできず先輩に念のため確認すことにした。
ところがその先輩の反応は曖昧で、声も小さく、目も合わず、十分にやりとりできないまま作業に戻ることになった。
結果として、どこまでやるべきなのか明確にされないまま業務に取り組み、
先輩が帰る際に「できそう?」と聞かれましたが、状況がよくつかめていなかったため、私は「できるところまでやります」とだけ答えました。
その後、先輩は予定通り早退。
この週は、研修や振替休日が入っており、出社できる日数が少なかったため、その日にやりきれなかった作業を後から巻き返すことができないことが明らかであり、時間的なプレッシャーも大きく感じた。
最終的には、作業が終わらないと判断し、他の先輩に心配や迷惑をかけるいたたまれなさから途中で切り上げて帰宅することにした。
そのときの感情
- 自分のペースや段取りを崩されて混乱・不安・焦りが強かった。
- 指示が曖昧で、「結局どうしたらいいの?」という状態が続いた。
- 冷たい態度や適当な返事に、「大事にされていない」と感じてイライラした。
- ただでさえ初めての業務で緊張していたところに、配慮のない対応で情緒が不安定に。
- 「私が質問するのは当然のことなのに、どうしてここまで気を遣わなければならないのか」と疑問に思った。
問題点・モヤモヤの本質
- 仕事の指示が曖昧:何をどこまで、いつまでに、どの順番で…が伝えられていない。
- 前提の共有がない:新人がその業務を初めてかどうか、先輩が気にしていない。
- 質問に対する誠実な対応がない:確認しても適当な返事で不安が増す。
- 一方的な仕事の振り方:状況確認や配慮がなく、押し付けられているように感じる。
- 優先順位・納期の不明確さ:判断材料が与えられず、自分で整理できない。
嫌な経験で終わらせない
正直、今日はとても胸糞が悪い一日だった。
指示は曖昧、反応も冷たく、先輩はさっさと帰り、自分は混乱したまま作業に追われた。
でも、これはその人のやり方であり考え方であり、同じ職場で働く以上、付き合っていかないといけない現実だ。
ただ、こうした“嫌な経験”にこそ、向き合う価値があると思う。
モヤモヤを「嫌だった」で終わらせず、「じゃあ次はどうする?」を考えるきっかけにすることで、自分自身の直すべき部分にも気づくことができる。
今日はこの経験をきちんと記録して、次に活かせるようアクションプランを立てていこうと思う。
そして――
私はこの経験を糧にして、いつかその先輩を超える仕事をする。
争うわけでも、否定するわけでもなく、ただ静かに、実力で追い抜いてやろう。
ムカつき、不安、悔しさ。
そんな感情も、ちゃんと向き合えば、大きなエネルギーになる。
自分の行動指針・仕事の心得
1. 知らないことははっきり「教えてください」と言う
- へらへらせず、はっきり「わからない」「教えてください」と伝える。
- 新人が知らないのは当たり前。私には聞く権利がある。
- 曖昧な態度はかえって混乱や誤解を招く。
2. 優先度を考えて柔軟に予定を変更する
- 自分のタスクと頼まれごと、どちらが優先かをその都度判断。
- 締切に余裕があるものは後回しにしてもOK。
- 頼まれた時は「今やっている作業の後でも大丈夫ですか?」と確認してみる。
- 断るのではなく、“確認”をする意識。
3. 複数の業務を振られたら、まず優先順位を確認
- 一気に抱え込まず、ひとつずつ順序立てて進める。
- わからない場合はすぐに聞く。「○○から進めようと思うのですが、大丈夫ですか?」と自分の考えを添えて相談する。
4. 「よくわからない」と思ったら、正直にそう言う
- 自分が何に困っているか、何が分かっていないかを明確に伝える努力をする。
- 例:「終わりそう?」→「初めての業務で、所要時間の感覚がまだつかめていません」
- 曖昧な反応より、誠実な説明が相手にも伝わりやすい。
5. 質問することに引け目を感じないこと
- 質問は「報連相」の一部であり、仕事の一部。
- 一度質問して理解すれば、次回からは自信を持って取り組める。
- 「相手の意図を理解する」ことも大切な業務。遠慮せずに堂々と聞こう。
6. 余裕がないときは、素直に自分の状況を伝える
- 善意で仕事を振られることも多いが、全部受ける必要はない。
- 「今は○○があってすぐ対応できません」「少し後でも大丈夫ですか?」と状況を伝える。
- 経験者は自分と同じ感覚で業務量を見ている可能性がある。だからこそ伝える努力が必要。
自分を守るためにも、今日学んだことを生かしていく。
そしてこの先仕事を頼んだり教える立場になった時に、 仕事を頼む側にも最低限の説明責任があることを意識して行動できるようにしたい。
負の感情は、私の強い味方
昨日の出来事を受けて、今日という日が始まった。
今日はお休みだったこともあり、自分の気持ちとしっかり向き合う時間を持つことができた。
正直、昨日は悔しさややるせなさで気持ちが落ち着かず、モヤモヤしたまま夜更かししてしまった。
でも、たっぷり眠って迎えた朝…
目が覚めると、昨日のつらさが「なにくそ」というエネルギーに変わっているのを感じた。
今日は資格勉強も、ジムでのトレーニングも、「負けたくない」「もっと強くなりたい」という気持ちが背中を押してくれた。
悔しさや劣等感、見返したいという気持ちは、私にとって、間違いなく前に進むための強い原動力になっている。
今回、改めて思った。
こういう「負の感情」と真正面から向き合うことも、とても大切なんだと。
嫌な出来事を無理に忘れようとするのではなく、「それがあったからこそ、次の自分につながる」と受け止めていきたい。
私はもっと強くなりたい。
いい人ぶって黙るのではなく、自分の意見をきちんと伝えられる強さを持つ大人になりたい。
昨日の悔しさも、今日の集中も、全部が今の私の糧になっている。
負のパワーは、私の味方だ。
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